こんにちは♪
コロナ禍でステイホームが続くと、家で出来る趣味を探したくなりますよね。
小さな庭があればガーデニングをおすすめしたいところですが、ガーデニングとなると、土や水の管理、虫の心配もあって面倒に感じてしまう方も多いようです。
そこでおすすめしたいのが、土が不要で手間もかからない【ハイドロカルチャー】です。
今回は、ハイドロカルチャーについて書きたいと思います。
ぜひ、最後までお付き合い下さい♪
ハイドロカルチャーとは?
ハイドロカルチャーとは、ハイドロボールと呼ばれる人工の土を利用して観葉植物を育てる方法です。
ハイドロは「水」を意味し、カルチャーは「培養」を表します。
最近ではハイドロボールに限らず、カラーサンドといった土ではない別の土壌を使う栽培方法をまとめて、広くハイドロカルチャーと呼ぶようになってきました。
よく間違えるのが「水栽培」は水だけで植物を育てる方法で、その水に肥料を混ぜると「水耕栽培」と呼びます。
土を使わないで育てるという共通点はありますが、ハイドロカルチャーは「土の代わりとなる土壌を使う」というのが大きな特徴です。
ハイドロカルチャーで育てる4つのメリット!
清潔・無臭
ハイドロボールは、無菌・清潔なので病気や害虫が寄りつきにくく、室内を汚すこともありません。また、ハイドロボールには匂いがないため、室内で植物を育てるのに向いています。
繰り返し使えて劣化しにくい
約1,000度の高温で焼き固められたハイドロボールは、ほとんど劣化の心配がありません。また、水で洗って何度も使いまわせるので経済的です。
水の管理が楽
ハイドロカルチャーは、透明な容器に入れて育てれば水の残量が見えます。根が呼吸できずに腐る「根腐れ」を起こしたり、水不足になったりする心配が少ないです。
鉢底穴から水が流れ出ることもないので、長期の旅行などでも水不足の心配がありません。
容器を選ばない
室内に合わせた容器を利用することができます。人工の土にも砂状・石状・ゼリー状など種類がたくさんあるので、インテリア性が高いといえます。
ハイドロカルチャーで用意するものは?
ハイドロカルチャーで用意するグッズは大きく5つあります。それぞれにどんな役割があるのか、土で育てる方法と比較しながら具体的にご紹介します。
根が生えた観葉植物
観葉植物は、根が出ているものを使用します。
底穴の空いていない容器
底穴の空いていない容器は、土の栽培でいうところの「鉢」です。ガラスの器や陶器のお皿、マグカップ、空きビンなど素材はなんでもかまいません。初めての人は、水の残量がわかる透明の容器がおすすめです。
ハイドロボール(発泡煉石)
ハイドロボールは土の栽培でいう「土」です。植物の体を支える役割があります。粒の大きさには様々な種類があるので、大きい植物には大粒、小さい植物には小粒を選んであげましょう。
炭が原料のネオコールやレンガ石で作られたレカトン、ゼオライト製のカラーサンドなども代わりに使えますよ。
水耕栽培用の液体肥料またはイオン交換樹脂栄養剤
水耕栽培用の液体肥料またはイオン交換樹脂栄養剤は、「肥料」の役割です。本来、植物は土から栄養を受け取りますが、ハイドロボールには栄養が含まれていないので、肥料成分を混ぜる必要があります。
根ぐされ防止剤
ハイドロカルチャーならではのグッズが、この「根ぐされ防止剤」です。水が循環しないので、腐らないように老廃物を吸着する役割があります。
水位計(透明でない容器を使う場合のみ)
水位計は、透明でない容器の中の水の量を確認できるグッズです。
いかがでしたでしょうか?
室内で簡単に育てられ、自分好みにできるので、おうち時間に緑を添えるハイドロカルチャーは癒しになってくれますよ♪
みなさまも試してみてはいかがでしょうか。
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